色素沈着ができてしまったとき、その対処法は?

あなたは、色素沈着ができてしまったとき、どんな対処をされていますか?
自己流で、よく分からないままに安易に勧められた化粧品を使ったりしていませんか。
実は、自己流で対処を行った場合、肌のトラブルを増やす危険性があるのです。
ここでは、安心・安全な色素沈着への対処法について書いてみたいと思います。

 

まず、色素沈着ってどういうふうにできるか、あなたはご存じでしょうか。
知らない人のために、ここでちょっと解説しておきましょう。

 

メラニン色素は、皮膚の表皮の最も下にある基底層で、毛髪では孟母で生成されます。
生成するのはメラニン形成細胞のメラノサイトです。
メラノサイトは、メラニン色素を生成はしますが、貯蔵はしません。
メラニン色素は顆粒状になっているタンパク質の一種です。
メラニン色素は、アミノ酸の一種のチロジンという物質が、下記のように変化してできます。

 

チロジン
↓←チロシナーゼと反応
ドーパ

ドーパキノン

ドーパクロム

インドールキノン

メラニン

 

チロジンという物質がチロシナーゼという酵素と反応することによて最後には酸化・重合し、黒褐色のメラニン色素になります。
その精製工場がメラノサイトです。
メラノサイトが作り出したメラニン色素は、肌の深いところから浅いところへと移動し、肌が黒くなります。
また、紫外線を浴びるとメラノサイトを刺激して、さらに肌が黒くなってしまいます。
肌が黒くなったあとは、肌が垢となって剥がれ落ちたり、マクロファージという白血球の仲間によって食べられ、消えていきます。
このメラニンの生成・代謝のバランスが崩れると、シミやそばかす、黒ずみができるのです。

 

このシミやそばかすを取る即効性のあるお薬はまだありません。
ですから、日頃からのスキンケアがとても大切です。
まず、紫外線対策を万全にしましょう。
メラニン生成を盛んにする紫外線をなるべく浴びないようにすることで、ある程度の予防が期待できます。
日傘や帽子、長袖シャツを着ることで、それほど難しいことは必要なく対策ができますね。
また、紫外線が多い午前10時から午後2時ぐらいまでは、散歩や外出を避けることでも対策となります。
また、皮膚の色素沈着を高めるために、毎日規則正しい生活をしましょう。
お肌を美しく保つためには、健康的な生活をおくることが最も大切です。
しかし、それでもできてしまったら、どうすればいいでしょうか。
その答えは「チロジンの酸化を抑えること」です。
ビタミンCには、メラニン色素をを薄くする還元作用があるので、積極的に取り入れましょう。
果物や野菜に多く含まれていますので、それらを多くとって、美しい肌を維持していきましょう!